彰子

2020年6月11日 (木)

小糠雨

いつもより遅くなったが雨粒の落ちて来ない間に、と散歩を兼ね

下鴨神社へ行った。

その後、ゆっくり朝食を済ませ日課のナミアゲハの世話をする。

五月の頭から今日で33頭放った。

今年は蝶の出産率が芳しくないように感じる。

散歩帰りに6箇所ほど寄り道するが、卵や蛹になかなか出会わない。

 

昼食後、3頭二階から飛び立った。

雨の中、裏庭の桜の樹の枝で佇んで動かない。

何時までも姿が観られて嬉しいが…、寒くはないのか?

いつの間にか蝶の姿が4頭になっていて美しい乱舞が始まった。

 

2020年4月23日 (木)

三密を避けて・・

家に籠りっぱなしの毎日。

晩柑の皮でママレードを作った。

熱湯を注いでいただくと甘くほろ苦く中々美味しい。

 

昨日は流しの下の整理をした。大きな擂鉢、山椒の擂り粉木。

私の腕ではとても振り回せぬ中華鍋や、寿司桶が出てきた。

大家族の頃は大いに活躍の場があったであろうに・・・

 

中々整頓に気が乗らぬ小引き出しの小物にも呼ばれている。

トキメクものとそうでないものと区別を・・・

そうはいっても、そう簡単には棄てられませぬ。

暫し、想い出に耽ってしまった。

 

運動不足になり勝ちの昨今、ゆっくり路地を歩く。

よそのお庭の八重桜がぽったりとほほ笑み、花菖蒲も頚をやや傾け

明日辺りは咲こうかという気配。山吹の黄は、例年通りけたたましい。

近くの公園ではハナミズキの白が、襟を正して出迎えてくれる。

 

短い散歩だったが四季の花々の律儀さに頭の下がる思いを抱いた。

 

 

2020年2月 6日 (木)

蕗の薹

窓の外は白いものがチラホラ…
今冬初めて手先に息を吹きかけた。
電気毛布を出して洗うことに、遅いんじゃないか!でも洗う。
台所へ立った、我が家はいわゆる鰻の寝床、とにかく寒いさむい。
しかし、動き出したら止まらない。性格だなぁ、

友人から貰った瑞々しい菠薐草、菜の花、蕗の薹みな鮮やかな若緑。
冷たさを忘れる。
茹でて3通りの味付けを、ついでに半熟卵の燻製も。
もう一働き、と金魚鉢も洗う。   ふぅ……。

やっと朝食。
録画してあった鬼束ちひろのライブを観る。
うまい歌い手である。

  

  蕗の薹ひとつ風船割って来る   彰子

 

2020年1月15日 (水)

梅干しのお粥さん

昨日は顎が悲鳴を上げるのではないかと思うほど、1時から3時まで

30年来の友人とホテルランチを楽しんだ。

いつものコースに奉書包みを追加、ビールもいつもより大きめのグラス…。

 

なので、勿論夕食は何気に抜いた。

床に入る時には朝食はお粥さんか、もしくは絶食、枕に言い聞かせる。 

 

翌朝、5時半、目覚まし時計と爽快に起床、ちっともお腹は重くない。

まずは散歩である。

片道30分、隣の方のお顔もぼんやりの境内でラジオ体操、その後、本殿、

干支とお参り、境内の御神木にもハグを無理やりさせていただきます。

帰宅は7時半。

 

先ず主人の朝食を作る。さて、私の分は…

ちょっと怯んだが。

目玉焼き、胸肉の燻製、リンゴ、バナナ、ベビーリーフ、トースト、牛乳、

トマトジュース、コーヒー。

気がつけば平らげていた。

 

 

2019年12月 1日 (日)

冬の朝

風もなく、音もなくとても穏やかな蒼穹。

この文字のイメージそのままの、まん丸な冬空を眺めている。

裏庭に放ったらかしの椿の鉢植え、幾つかに挟まれたその一つが白い花を付けた。

鉢を洗って玄関に、通りすがりの方に褒めてもらおう。

今年は鉢植えのレモンの木に九個も実が成った。

取っておいた小瓶に檸檬を薄く切り、ハンガリー産蜂蜜漬けを楽しもう。


   金魚鉢洗う金魚の他人めく  彰子

2019年11月 8日 (金)

阿修羅のごとく

1979年放映の「阿修羅のごとく」を観てます。
登場人物を演じておられる俳優さんはほとんど鬼籍に入っておられる。


向田邦子の世界感にどっぷりと浸かった。
なんとリアリティーの溢れる日常のドラマであったことか!

残り少ない人生の私の永久保存版である。
登場人物一人一人の恥部を惜し気もなく燻り出す優しさ?頷くばかりであった

観終って首ガクガクしなからこんな川柳に出会いたいなあと思った。

2019年9月29日 (日)

朝風呂

私にとって令和の菊月は試練の一ヶ月であった。
裏庭に樹齢50年程の垂れ桜がある。椿の鉢植えも数個、その回りをこの猛暑で雑草がわんさか・・!
一念発起して草引きをした。それが命取りであった。なんか首筋がモゾモゾ、あっという間に背中、手足、ふくらはぎに発疹である、痒い、痛い、高熱、副作用に眠れない、汚ない。二週間つづいた。

それと、依頼されてもいないのに今月末の川柳作品〆がわんさか・・!川柳馬鹿である。必死に作句した。

今日は9月の29日恒例の朝5時半すぎの散歩、下鴨神社でのラジオ体操、その足で伏見のスーパー銭湯へ出向いた。
2時間たっぷり温泉に浸った。
身も心も軽々である。
湯上がりと言えばビールでしょう‼️
くーといただき午前中には帰宅出来た。

   哺乳類放れ一先ずちぎれ雲       彰子

2019年7月20日 (土)

蝉が鳴いた

又ひとつ、変な収集癖がつきそうである。
二三週間前から蝉が鳴き出した。
気がついたら蝉の脱殻を拾っている自分がいる。
確か何年か前子どもさんが瓶に脱殻を積めて自慢しているのを気持ち悪がっていたのは私である。

この現象はひょとしたら蝶の飼育からの延長線上なのだろうか?
今年も5月から始まったナミアゲハの羽化が本日、7月19日77頭になった。
すっかり蝶の飼育にはまってしまった。

   蝉ないて親だったこと子だったこと   彰子

2019年6月24日 (月)

夾竹桃

 戦後という夾竹桃が胸に咲く     作二郎

 夾竹桃零れて語り部は熱い        伸吉

川柳誌の夏号が届いた。巻頭を飾る作品に魅入ってしまった。
戦後の焼け野原、盛夏の先駈けと言わんばかりに咲き乱れる夾竹桃。作者の胸に去来するものは?想いを馳せた。
勉強会で、作品を手放すのが速すぎると注意されたがもっともっと対象と語り合わねばと痛感させられた。

2019年5月 3日 (金)

山菜三昧

友から山菜を貰う。

蕗味噌、花山椒、コシアブラ、真っ白な肌の独活(うど)まで・・。

コシアブラは胡麻和えに、独活は酢味噌と、先っ穂は天ぷらにして

春の味満載の食卓になった。


さて、 元号が平成から令和に変わった。

どなたかが西暦は数で元号は章ではと発言されていた。

なるほどと頷く。


毎朝、般若心経を写経していて、年号と月日を記すのだがつい、

平成と書いてしまう。

中々、章として区切ることが出来ない。


吟行

東本願寺飛地内渉成園枳殻邸にて

  
  京の鬼門の都あられになりました     彰子

 

 

 

 

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