せつこ

2020年7月 3日 (金)

自粛の三ケ月

コロナ禍で自粛の4.5.6月。

近所の買い物以外遠くには出かけない日々だった。

徒歩圏内の平城宮跡へはおにぎり持参。唐招提寺、秋篠寺

垂仁天皇陵、ウオーキングを兼ね訪ね尽くした。

乗り物は利用せず。

 

人ともほとんど接触せずの暮らし。

今迄外へ出かけ刺激を受け、それを消化することで満足を

得ていたらしい。なので、予定表はいつも真っ黒。

それが3カ月間真っ白になったが、これも中々に快適。

もしかしたら今まで無理をしていたのでは?

自分らしさを取り戻せた気がする3カ月、巣ごもり生活バン

ザイという一面もあった。

 

こんな3カ月の

メリット

①食生活充実 ②家が多少スッキリ ③お金が減らぬ

デメリット 

①肥満 ②外出するのが苦痛 ③家着しか似合わない

 

うぅ~んこれからどうするワタシ。

 

   ステイホームちくちく雲を縫っている    せつこ

 

2020年1月 3日 (金)

奈良薬師寺東塔

新年おめでとうございます。

平成21年から修復工事が続いていた奈良薬師寺東塔の

修復工事が完成。

10年ぶりに素屋根(白い囲い)が取れ塔の全容が姿を現した。

この塔は今から1300年前に建立され「凍れる音楽」と称えられる

美しい塔が見れると初詣を兼ね今日訪ねてみた。

穏やかな新年を願うたくさんの人が参拝されていた。

どうぞいい年でありますように。

 

  前向いて令和2年の舟を出す   せつこ 

 

 

2019年12月10日 (火)

どうも変。

白内障の手術をして1年半経過した。

その後の見え方がどうも変なのだ。

人間違い・値札見間違い・買い物での失態の数々。

 

手術前、

「近くと遠くどちらがよく見えるようにしますか?」と訊かれ、

悩んだ挙句、

マア本もよく読むし、近くは眼鏡なしで見える方がいいと思い

近くが見えるようと頼んだ。

 

近くは本当によく見えるようになったのだが、遠くが以前より

見難くなり、その分、もやもやイライラが募る。

要するに、遠近のグレイゾーンがなくなってしまったのである。

 

今までと見え方が違う違う。全然違う。

慣れなくては、慣れなくてはというしんどい一年だった。

 

 

グレイゾーン最終章へ舵をきる  せつこ

 

 

2019年9月 2日 (月)

晩夏

やっと九月、年々暑さがこたえる。

今年はマンションの自治会の役を引き受けている。

新築時代から住んで既に30年を超えた。

入れ替わりがあるとはいえ若かった住人もみな歳をとった。

 

駅近の便利さに、自宅を買い替えて引っ越してこられる人達も

ほとんどが高齢者。

八月は何度も救急車がきた。

 

そんな昨日自治会の大掃除。

無事に済んだとホッとした時、なんと段差に躓き倒れた人がいて

慌てて救急車要請。

圧迫骨折で入院された80歳女性。

自治会に協力しようと出て来て下さったのに。

 

   ひと房のぶどう分け合っている晩夏   せつこ

 

 

 

 

 

 

2019年5月17日 (金)

葵祭

 

 

令和元年5月15日。五月晴れ。

この日は山の会の月例登山会だったが、

葵祭の招待券を戴き、急遽出掛けることにした。


建礼門すぐの招待者席で行列を見る。

雅な行列に暫くうっとりしていたが、妙なことに

行列の馬が気になりだした。


いななき従者を困らせる馬、同じ処をぐるぐる回る馬。

見物人に興奮冷めやらぬ馬、上品に凛と歩く馬。

私は、それぞれの馬をそれぞれ人に例えて、一人で喜んだ。



 夏空が腰輿(およよ)に乗ってやってくる  せつこ

 

 

 

 

2019年3月 7日 (木)

ベーゼンドルファー

先日、神戸でウイーン生まれのピアノ、

ベーゼンドルファー・ヴィエナモデルの

お披露目コンサートへ招かれ行ってきた。

 

このピアノが出来上がるのにおよそ100年という歳月がいるという。

何とも言えぬふくよかな音色そしてピアノの佇まい。

久々にゆったりと至福の時が流れた。

耳にも目にも春がやってきた。

 

 

五感いま春の幻想即興曲   せつこ

 

2018年12月 6日 (木)

国宝無著・世親立像

平成最後の奈良の秋は正倉院展と、

興福寺中金堂300年ぶりの復興で賑わった。


正倉院展を覗いたあと、

期限付き公開の【国宝無著・世親立像】を観に

興福寺北円堂に立ち寄る。


そう広くないお堂に見物人は私を入れて4人。

運慶作といわれるこの二体の像をま近に見て、

その慈愛溢れるお姿に、なぜか涙が溢れた。

 

数日後もう一度行き、ひとりゆっくり眺める。

奈良に住んで良かったとしみじみ思った。

 



 無著・世親立像 運慶の息父の息 せつこ

2018年10月13日 (土)

富士山

関西生まれの私が思う富士山は、頂上は雪を冠り、

白くスーッと雪の筋がある美しい姿。

 

9月初め富士 宝永山に登った。

富士宮口5合目から登り始めて6合目まで

6合目の宝永山荘から東へ。


富士山の南東斜面に神の手で抉られたような火口があり

突き出たピークが宝永山だ。

真近に富士山頂が見える。

近すぎて、当たり前だけど想像とは違うてっぺん。

測候所がみえて夏だから雪はなくただ茶色いだけ。

廻りもただ赤茶色の山肌。

下りは元々苦手なうえ、ザラザラの砂と小石で滑りやすく
難儀した。

 

下山して田貫湖から見上げた夕闇迫る富士山の綺麗だったこと。

私にとって富士山は見る山、登るのはチョット??かな。



    
富士山に登ってみるかプチトマト  せつこ

 


2018年8月 4日 (土)

糸のみほとけ

奈良国立博物館開催の「糸のみほとけ展」へ行ってきた。

「糸」で表された仏の像の数々。

まず最初に、天寿国繡帳(てんじゅこくしゅうちょう)がどんと。

その後 刺繡釈迦如来説法図。
今回修理完成した壁一面の大作
綴織當麻曼荼羅(つづれおり
たいままんだら)の国宝
3点。


その他色々な繍仏は圧巻。

中でも髪繍(髪の毛を糸にして織上げられた)作品に目をみはった。
その髪の毛は腐ることなく、現代の私たちも拝むことができる。

黒々としていて不思議な力があり、その想い、悲しさ、切なさ。
溢れ出る愛しさが繡仏から伝わってきた。




髪繍の祈り胎蔵界金剛界   せつこ

 

2018年7月 5日 (木)

名前。

 宿題になっている鹿の名前が思い浮かばない。

奈良に住んでいて奈良公園に行けばいっぱいいるし、先日は
カフェの窓越しに、鹿の親子がこちらを覗いていてびっくり。

なのに名前が難しい。

「ララ」「カスガ」やっぱり「みこと」「小角」「んか」か。

 

鳥取県に湯梨浜町(ゆりはまちょう)という町がある。

数年前3つの町が統合されてできた名前らしい。

鳥取に旅行した時、きれいな名前だとこころに留めていた。

 

つづきの会宿題は雑詠5句。

1か月も猶予があるというのにギリギリでいつもアタフタ。

毎月のドタバタ。


そんな中、ふと湯梨浜町の事を思い出した。
鳥取には羽合温泉、三朝温泉などがあり、のんびりゆったり時間が
ながれる。

梨の産地であり鳥取砂丘もある。

旅行した頃は梨の花の白と雪を冠った大山がとても印象的だった。

 


   鳥取は湯梨浜町で浮いている
  せつこ

 

地味な県のイメージと温泉・梨・砂丘をうまくマッチさせた名前である。

 

 

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