邦子

2015年5月 7日 (木)

出逢った

 

大阪梅田スカイビル地下一階にある滝見小路に行った。
昭和にタイムスリップしたような町並み。
入込んだ路地は綺麗に整備され石畳が敷き詰められている。            
昔の路地は石ころだらけの地道だったように思うが。

3人で歩くとすれ違えない程の狭い路地の両側には、レトロ
店が(主に食堂)並び、その時代の懐かしい映画や音楽の
ポスターが貼られている。
それらしく造られている場所だが昭和生まれの私にとっては
郷愁に
浸れる貴重な空間であった。

 


     巡り合う12のわたし無彩色

 

 



 



2015年3月31日 (火)

変わる

 

久しぶりに京都の四条あたりに出掛けた。

町は整然として人で溢れている。

京都景観条例で看板や張り紙広告塔などが取り除かれ

すっきりした建物。

人と公共交通優先の歩いて楽しい四條通」に、町が

生まれ変わっていく。

ただ訪ねたいビルが遠くからでは分からず、前まで行き

やっと見つかった。

建物に端から通し番号を大きく表示してあれば良いのに

と思った。

ベーカー街221Bのように。

 

50音図は町並みみたいだと思う。

「あかさたな」と上段を横に読んでいく。安心と安定。

終わり近く「やらわん」で字数が乱れる。

えらいこっちゃと跳びあがる。

この世界ハメられない様に気を付けよう。 

 

       アカサタナハマヤラ ワンで跳び跳ねる

 

 

2015年2月28日 (土)

なるほど

 先日、町内の新年会に参加した時のこと。

会場の真ん中にある大きな柱の前に大勢の人が集まって笑い合っている。

何だろう?と近づいてみると、「シルバー川柳傑作選」と書いた紙に百句くらいの

シルバー川柳が書かれていた。

それを読みながら「そのとうりや」「上手いこと纏めたはる」「これはオカシイ」等々

大いに盛り上がっていたのだ。

     三時間待って病名「加齢」です

     恋かなと思っていたら不整脈

     目覚ましのベルはまだかと起きて待つ

 なるほど。なるほど。ごもっとも。おみごと。ふっと笑えてどこか哀しみが残る。

2月は素直な句を出してみた。

半年ほど前だったか読むつもりで購入した本の字が余りに小さく読みにくいので

途中で止めてしまったことがある。

最近読もうと本を開いたら、半年前に挟んだクマモンの栞があくびをしながら出て

きた。

          

           クマモンの栞 爆睡しています     邦子

                                  ごめんね。クマモン

 

2015年2月 1日 (日)

渋い 

  今日から2月。
待って、行かないでと言っても月日は無情に去っていく。

今朝のニュースでまさかの殺人を知った。日本中が無念と怒りと
深い悲しみに覆われる。ご冥福を祈るしかないのか。

 

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一月の続きの会にはお正月なので上品な作品を提出する事にした。
       

     正月も甘くならない吊るし柿

十一月に干し柿にする渋柿を購入。皮を剥き縄に吊るして甘くなる
のを待った。
待ちかねてつまみ食いしたが渋さが抜けていない。
誕生日にも間に合わぬ。クリスマスも駄目。お正月もまだ渋い。
いつまでも思いどうりにならない子供みたいだと書いたつもりだが
全然伝わらなかった。(。>0<。)                                                                                 
      
                                                            

    木枯らしや甘くならない吊るし柿
 

2014年12月29日 (月)

 反省。

 

今年もあと少し。この一年を振り返ってみる。

川柳はあまり上手くなったとは思わないが  楽しくなったのは事実である。

 

同じことを表現するのに、自分だけの言葉があれば良いのにといつも思う。

 

自分の語彙の貧しさが情けない  

 

     燻製の玉子捩じるとエロい顔                                                                           

 

燻製卵は普通のゆで卵より手間も掛かるし価格も高い。見栄えもいいし美味い。

 

どこかエリートの匂いがする。人間にもそういう人がいる。

 

だが少し捩じってみると本当の顔が見えることがある。

 

[エロい」=本質のつもりだったが、続きの会始まって以来の下品な言葉と

 

言われてしまった。

 

褒め言葉だと内心ホクホクしている。

 

2014年11月30日 (日)

なるほど

 明日から師走。気忙しくなってきた。

さて今月の桐子さんの川柳に対するコメントに納得した。(同感)
古民家再生案もいいなぁ。次世代川柳ってどうなるのか???
 
現代の読む文化に漫画がある。
漫画はカットと会話で成り立っている。
その表情の豊かさと究極の言葉に読み手は想像力を
ふくらませながら惹き込まれていく。
漫画のような句が出来たらと挑戦してみた。
     
   
       
  自撮りするつけまつけるとキャリーパミュパミュ      邦子
                                                        


面白がらせると言うのではない。自分とパミュパミュの違いを
詠んだつもり。
 
来月の川柳の会をとても楽しみにしています。

2014年10月31日 (金)

へくそ蔓

  昨年、プランターの土がへって根っこの上が見えてきたので、その辺の土を
足してやった事があった。
すっかり忘れていたが、気が付くと蔓(かずら)が生え勝手に大きくなりフェンスや
他の枝に絡みついている。
白い小花は可愛らしいが、実や葉っぱに触れると、なんとも言えぬ悪臭が漂う。
調べてみると「屁屎蔓」というらしい。

何と可哀そうな名前よ、と同情しての一句。

     残像に屁屎蔓の絡みつく                        

2014年9月24日 (水)

秋刀魚さま

何か変だ。天気も地球も人間にも安心できない。

消費税が8%になってからだ。

野菜が安いと思ったら量が減っている。

パンも小さくなっていた。

魚売り場の秋刀魚が不漁とかで値上がり。

美味しそうな秋刀魚は今までよりいい場所でデーンと寝ている

   

     ドヤ顔の秋刀魚どうやと桟敷席

10%になったらどうなるのやら。

生きにくい世の中にはなって欲しくないと思うこの頃である。

        ┐(´д`)┌ヤレヤレ

 

 

2014年9月 6日 (土)

吹流し

仙台の七夕祭りに行った。

吹き流しは天辺に球状飾りを乗せ、その下にピラピラの衣装をまとっていた。

中心の太い竹は軒端の地面に突きささり路を覆っている。

 

突然雨がふりだした。

吹き流しは大きなナイロンにくるまれテルテル坊主に変身。

 

     したいことなんにもなくて吹き流し                                                           

 

星も月も風もない。

テルテル坊主は所在なく垂れ下がっているだけ。

まるで自分みたいだと思った。考えの纏まらないこの頃の私。

2014年7月30日 (水)

おまじない

      しがらみもモシャシャモシャシャと解いていく  

 「モシャシャモシャシャ」は母が縺れた糸を解くときにモゴモゴと唱えていた言葉である。

呪文のように口ずさみながら作業をすると気持ちも落ち着くし早く解けるという。

先日この言葉を使って句を作った。誰もご存知なかったので、ネットで調べてみた。

あった!やはり解くときの言葉らしい。

「モシャモシャ  モシャシャモシャシャモシャシャモシャシャモシャシャモシャシャモシャシャ

モシャシャのシャシャモシャシャシャモシャシャシャモシャシャシャ

モシャシャなければシャシャもシャもなし」  

頭も舌も こんがらがってしまった。

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