« 蕗の薹 | トップページ | ことば »

2020年2月16日 (日)

馬酔木

梅はもう咲いたかしらん、と植物園に出かけた。

かすかに梅の香はするも、まだ木も白い蕾も固く身構えている。

むしろ紅梅の花が満開に咲き、愛嬌をこぼしていた。

馬酔木のベル型のつぼみは、いつもより早く半開きの口。

昔、馬酔木の句を作ったな、と古い記憶を手繰ってみる。

 

     馬酔木びっしりうすら笑いに充ちている 

 

毒性の植物ということで、不穏なものを感じたのかもしれないが、

同じ吟行の時に作ったほかの句

 

      この先もつぼみは口を割りません     

      ありえへん言葉ぽっつり梅の花      真理子

 

きっと斜に構えていたのだろう。

 

 

« 蕗の薹 | トップページ | ことば »

真理子」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 蕗の薹 | トップページ | ことば »